うにたこの深海日記

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ひまつぶしの場所に深海はいかが?好きなものを垂れ流すブログ。あなたの好きといくつ繋がれるかな?

仮想少女1次オーディションの振り返りと個人の所感

1月31日、クラウドファンディング開始前を含めて約3ヶ月に渡る1次オーディションが終了し2次選考に進むメンバーが発表されました。私のTwitter活動開始とほぼ同時にスタートされた仮想少女プロジェクトもここで一つの区切りを迎えます。

まずは1次投票を突破された皆様、おめでとうございます。ある意味ここからが本番なのかもしれませんが、これまで通り自分らしさを大切にしてほしいというのが一ファンとしての願いです。

そして2次投票へ進むことができなかった方々へ。本人を差し置いて言うのはおこがましいですが、残念で凄く寂しいです。仮想少女全員を追わせていただいていた身としてはこの喪失感はなかなか埋めることはできないのかなと思います。

ですが、皆様が頑張ってきたこの3ヶ月は決して無駄ではありません。仮想少女8人がいたからこそ沢山の人と繋がることができ、こうしてブログという新たなチャレンジに辿り着くことができました。「顔も見えないネットの繋がりなんて…」と偏見を持っていた私にこんなにも素晴らしい出会いをくれたのは間違いなく仮想少女の皆様であり、誰か1人が欠けていてもそれは成し得なかった事です。

これから先、仮想少女のステージを降りて新たな挑戦の場へ進まれることかと思われます。挫けそうになることもあるかと思われます。その時はこの仮想少女の活動を通じて、1人の人間をここまで動かしたんだということを思い出してください。それが少しでもあなたの自信に繋げれたらこんなに嬉しいことはないです。

脱落されてしまった方々ももう少しだけTwitterに残っていただけるそうですが、願わくばまた皆様と繋がれる日が来ることを心から願っております。

オーディションはまだ続きますがまずは一旦、この場を借りてお礼申し上げます。仮想少女の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

さて、ここからは1次オーディションの結果を振り返りつつ個人の所感を織り交ぜて情報を整理していきたいと思います。

 

クラウドファンディングについて

オーディションと並行して行われていたクラウドファンディング(以下CF)ですが、結果から言うと目標未達成、All or Nothing(目標未達成の場合は全額返金)形式での実施だったため集まった金額はプロジェクトに還元されず、リターングッズの制作もなくなりました。また、CFの集金額次第でデビュー人数が1~3人の間で変動するということでしたが未達成によりデビューできるのは1人となりました。

CFは仮想少女Twitter活動開始の1か月後にスタートし、1/29までに2000万円の集金を目標としていました。目標には届かなかったものの、約1400万円を集めました。つまり目標の7割に到達したという事ですね。

仮想少女運営はこれまでにVTuber関連のプロジェクトを運営していた経歴はなく、完全に知名度0の状態からのスタートでした。個人的には知名度0から3ヶ月で2000万など無茶だと思っていました。せいぜい半分行けばいい方じゃないか…?と思っていたのですが、想像よりも多くの注目を集めていたそうですね。

また、仮想少女は2次関数的に注目を伸ばしCF、メンバーのフォロワー数、投票数も年明けから一気に伸び始めた印象があります。あと1ヶ月あれば…なんて思いもしますが、こればかりは仕方ないです。

個人的にはもっと運営にCFを周知してほしかったなという所があります。その辺も基本的にメンバーからの宣伝となっていたので、せっかくの公式アカウントなのでもっと積極的に利用できればよかったのかなと思います。もっとお金に積極的になっていいとは思いますが、あまり行き過ぎると「金にがめつい」という印象を持たれかねないですからね…私としてはプロジェクトの内容に直結するのでがめつくなるのは当然だとは思いますが、「印象」が大きく影響する以上ここが落としどころだったのかもしれないですね。

ともかく、動画や配信なしで1400万集めたという事実をただの経過として流すことのないようにすべきですね。

 

 

結果を受けてのフォロワーの反応

オーディションなので推しが通った落ちたと盛り上がるものなのかなと思いきや、メンバーへ寄せられたリプには「8人みんなデビューしてほしい」という旨のものが多く送られていました。個人的には同感なんですけど、イベントとしては意外な方向に進んでいるのかなと思います。

仮想少女はオーディションを謳ってはいるものの競争を促すようなプロモーションはそんなになく、メンバー間の和気藹々とした絡みがメインコンテンツとなっていた点もあって既に箱推し系としての人気を獲得しているようにも見受けられます。

イベントのシステムとフォロワーが求めるものとの乖離が生まれてしまっているのは少し気がかりではありますね。デビューまでにこの温度差が広がりすぎなければいいのですが…。

 

 

落選してしまった3人の今後について

残念ながら落選してしまった3人についてですが、どうやら仮想少女としてのTwitter活動が完全に終了するわけではないようです。3人は今後2次投票に進んだ5人を応援する立場としてTwitterを続けるようです。つまりは仮想少女の広報係としてしばしの活動を行うということですね。運営のこの判断についてはメリットとデメリットの両方が考えられます。

メリット

・もうしばらくメンバーと繋がれる

3人を推していた人や仮想少女全体を応援している人にとっては、そのつながりが保証されるというのはとても嬉しいことでしょう。それによって

・喪失感を和らげ2次投票への関心を獲得する

という副産的な利点も生まれるでしょう。

 

デメリット?

・3人にとってTwitterを続けることは苦痛にならないのか

問題はここです。現状この3人はすでに仮想少女としてVTuberデビューする道が閉ざされています(サプライズで後発デビューとかあれば話は別ですが…)。本来オーディションの突破を目指して続けていたTwitterですが、その目的が失われたのにTwitterに居続けなければならないというのはなかなかに苦しいものなのではないでしょうか。これについては既にフォロワーの間で懸念されている事項ではあります。

しかし、

・彼女らが苦痛としていない

・運営から活動に対する報酬がしっかりと与えられている

のであれば大丈夫なのかな、とは思います。

ここについては100%正しい解はないと思います。我々から見えているものは限られていますから…。

ただし、この件を巡って別れを惜しんだフォロワーを責めるようなことだけは絶対にしてはいけません。その批判は因果関係があまりにも乖離しすぎています。今のところ私の方ではそういった悶着は見受けられていませんが、今後もこのような事態が生まれることのないよう祈るばかりです。

 

さて、ここまでの話をざっくりまとめるとこんなところでしょうか。

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長く語ってきましたが、仮想少女はまだまだ伸びしろがあると私は思っています。なにより彼女らの努力がひしひしと伝わってきますし、ここまで来たら最後まで見届けさせてもらいたいものです。私だって欲を言えば全員のデビューを見たいですが、ビジネスとしてプロジェクトを動かしている以上そう簡単にはいかないものです。我々から見えるものと運営から見えるものは違いますから。

ですので、せめてメンバーにとってこの活動が意味あるものになるようファンとして声援を送り続けたいと思います。

 

仮想少女はまだまだこれから!

 みんなぁ!応援よろしく!!!