生き方いろいろ。
夢がなくても生きることはできる。考えなくても働くことはできる。そうして漫然とした安定を求めて生きてきた結果、日が昇るうちのほとんどを特に何を為す事もなく消費する生活が手に入った。するとどうだ、その安定と引き換えに途方もない虚無感が無限に襲ってくる。
今日、退職の意を叩きつけてきた。
今の部署のメンバーは嫌いじゃない。けど会社自体は信用できない(休職の過去もあるし)。これから先の人生、何も感じない時間を消費し、たまに夜は上司や客先の機嫌を取りながら酒を流し込み、ようやく時間を縫って創りたい物をつくれ…たら上等。そんなサイクルを続けていく事への、得体の知れない恐怖。今の環境で地位を上げていく事が自分の成長へ繋がるとは、数年働いてみて思えなかった。それはもう、シンプルに相性の問題なのかな。今の会社、昭和気質が強く残ってんのね。好きな人はいいさ。俺はもう、これ以上得られる物を見据えられなかった。
仕事にやりがいとか、いらんだろって、適当に就職したけど。なんだろう、多分そういう生き方もできたんだろうね。けどね、それからの出会いで、色んな人を見て、色んな生き方を見て、変わったのかな、価値観が。時間の価値に気づいたのかもしれない。
日頃付き合いのある他社の人で、プライベートで会うくらい仲良くなった人がいる。その人も転職経験者。色々話聞いてみようかな。独り身だけど、一人で生きるのを、辞めよう。
仕事で悩んだら、3年後も今の生活で大丈夫かどうか考えてみるといいかもね。
まぁ、人間関係がそこまで悪くなかったのは恵まれてたのかもしれない。そこが拗れてる環境ならすぐ辞めたほうがいいよ。
とりあえず3月まで頑張りますか。
ご飯作ろ。