【昔話】サ終したゲームの思ひ出話【WoB】
WAR OF BRAINS 通称ウォーブレというゲームがあってね。もう4年?くらい前にサ終してしまったのだけど、とってもお気に入りのゲームだんたんですよ。この前ふと思い出したので、今回は思い出話に花を咲かせてみようかと思います。
しかし、4年の月日があっという間に過ぎ去った事実に震えております。死んでしまう。今、死ぬよぉ~。
ウォーブレってどんなゲーム?
ウォーブレはいわゆるデジタルカードゲームですね。ハースストーンとか、シャドウバースみたいなやつです。シャドバが最初流行りだした時を第1次DCGブームとして、後発のDCGが続々出てきては消えていった時を第2次DCGブームとしましょう。ウォーブレはこの第2次のタイミングで現れたゲームですね。本来この手のゲームは後発がヒットし辛いジャンルなのですが、第2次のタイミングでシャドバが過去最悪の環境(ナーフ前アリスヴァンプ環境)だったので他ゲーに流れようとするプレイヤーが大量発生していたのがちょうどいいタイミングで重なった訳です。この流れに乗っかったゲームの一つがウォーブレでした。このころ、本当にDCG多かったですね。DXMとかもよく遊んでました。
少し逸れますが、ハースベースで生き残ったのって結局シャドバだけでしたね。これについてはゲーム自体の出来というより、サイゲの経営体力やプロモーションの成功という印象です。それでも昔に比べればかなり遊びごたえのあるゲームになったと思います。今やデュエマや遊戯王など既存のカードゲームがデジタルに参入してきているので、オリジナルのDCGって昔よりもさらに参入難しくなってんのかなーと思ったり。
ウォーブレの基本システム
ウォーブレはシャドバと同じくハースストーンをベースにアレンジしたゲームです。5つの勢力(設定上は国)の専用カードと全勢力共有カードから40枚でデッキを構築して、20ライフを先に削ったほうが勝ちです。なんとなくイメージしやすいように5つの勢力の特徴を軽く解説しましょう。
ラピス
近未来SF系国家。横並べを得意とし、数の力で戦うのが得意。ステータスを強化して盤面を制圧する動きが強力。
ちなみに各国家には専用のナビゲーターというキャラが存在し、これらはカード化もしているんです。
これがラピスのナビ、シノちゃんです。ラピスで負けると「プレイスキルを磨きましょう(直球)」と煽られるので、プレイヤーからはシノカスの愛称で親しまれていました。
タオシン
中華系武闘派国家。デメリットつきハイスペックカードやバーンダメージをもつカードが多く、バチバチの殴り合いが得意。
こちらがタオシンのナビ、メイヨウちゃんです。あああああああああああ!!!メイヨウちゃん!!!かわいい!かわいいよおおおおおおおおおおおおおお!!!あああああああああ!会いたいメイヨウちゃんに会いたい!!!!うわああああああああああああ!!!!!
マグナ
医療と科学の国家。ドロー、回復などリソース補充を得意とする。ユニットのステータスを直接いじくるカードが多く、医療っぽい能力デザインとなっている。
こちらがマグナのナビ、ホワイトさんです。クールビューティおねえさんのCV早見沙織さんです。100点満点ですね。僕のマグナのステータスもいじくってほしいです。
E・Gユニオン
マッドサイエンス国家。キメラとかイカレ科学者とか出てくる。スペルが優秀で味方事吹き飛ばす全体除去が豊富。死ぬことによって能力を発動するユニットとシナジーがあった。
ユニオンのナビ、イザベラさn、おい、なんだその持ち上げられたおっぱいは。生意気だぞ。生意気おっぱい。僕のキメラがログインしちゃうだろ、おい。
シェド
アラビアンな宗教国家。耐えの戦法を得意とし、デカブツで戦う豪快な戦術を取る。
シェドのナビ、アニラちゃんです。アニラちゃんをそういう目で見てはいけないからな。
こんな感じの個性的な勢力を従えて対戦するわけですが、ウォーブレには多くのプレイヤーをハマらせた独自のシステムがあります。
ソウルバースト
各国家ごとに効果が決められた、対戦中に一度だけ使用できる必殺技。味方のユニットが倒れる毎にソウルが最大9まで溜まっていき、ソウルの数に応じてlv1-lv3までソウルバーストをランクアップさせることができます。もちろん高いレベルのほうが効果が強いので、lv3まで我慢するか、早期決着を狙ってあえてlv1で使うかなど戦略の幅がありました。なお、ソウルバーストを使うと以降ソウルが溜まらなくなり、カードの中にはソウルを消費して発動するものもあるのでデッキによってはよりシビアなソウル管理が求められました。
ちなみに各国家のソウルバーストをザックリまとめると、ラピス:攻撃バフ、タオシン:蘇生、マグナ:回復&ドロー、ユニオン:体力デバフ、シェド:専用ユニット召喚、みたいな感じです。
リブートフェイズ
ウォーブレをウォーブレたらしめた稀代の神システム、それがリブートフェイズです。このゲームはターン開始時にメモリという他ゲーでいうところのマナにあたるものが増えるのですが、最初の2ターンは通常増えます。しかし、3ターン目以降ターン開始時にこのメモリ最大値を増やすのか、メモリ増加を放棄して追加でもう一枚カードを引くかを選択することができます。この選択が毎ターン勝負の分かれ目となっていたのがウォーブレの醍醐味でした。よく見かけたのはメモリ4くらいでとめてリソースを確保する立ち回りのアグロデッキでしたね。コントロールでも盤面を返す拓を取りに行くために5や6の時点でドローを選ぶこともありました。ちなみにこのゲームの最大メモリは8です。
こんな感じで毎ターン沢山の選択肢があったウォーブレはシステム面でも好評でした。しかし、真のウォーブレはまだそこにあらず…。ウォーブレにはこんな言葉があるのです。
ウォーブレは音ゲー
いやまぁ、さっきカードゲームだって言ったんですけど、音ゲーなんですよこれ。このゲーム、最高レアリティ「GAME CHANGER」のカードは強力がゆえに1種類につき1枚しか入れられない制限があります。そしてこれらのカードはなんと専用BGMが設けられています。専用BGMってなんやねん。
こちらのカード、専用BGM「its my wonderland」ですが作曲はなんと「t+pazolite」さんです。音ゲープレイヤーなら聞いたことがあるでしょう。Angelic jelly やOSHAMA scramble!で有名なあの。超有名コンポーザーの音楽で遊べるカードゲーム、えぐいです。
こちらのカードの専用BGM「Fortuna」はあの「xi」さんによる提供。Aragami,Halcyon,Animaなどが有名ですね。いや、えぐすぎ。
ちなみに僕は音ゲーはほぼやったことないのですが、feryquitousさんの曲が大好きで、ウォーブレに楽曲提供してくれないかなーとずっと思ってたんですよね。
さ れ ま し た。
このカードがあったからサ終まで見届けられたといっても過言ではない。おいなんだこのカード、スケベすぎるだろ。この身体で王妃は無理でしょ、負けたらどうなっちゃうのよ。ラストオリジンもびっくりのふとももだよ。
ところでこのゲーム、音楽が変わるという性質を生かした面白カードがあるんです。
音楽が変わるたびに強くなる、ウォーブレならではですね。一部愛好家(変態)によってたくさんのデッキが開発されました。
ちなみにウォーブレはテキストにも遊び心が満載です。
開き直って初見バイバイの「運命を選択する。」ありえんかっこいい。実際は3種のトークンから一つを加えるというものです。ちなみに専用BGMは豪華ボーカルつきで、イラスト、ボーカル、BGMすべて分島花音さんが担当しております。神です。こんな超美麗カードとドスケベ姫プレイカードを同居させるなよ。
もうぜー--んぶわからん!解説すると、まず「mirage in august」は専用BGMで、タイムトラベルっていうのは場から消えて次のターン開始時に戻ってくるという能力です。このカード、イラストも音楽も神なのに効果が凶悪すぎておそらくウォーブレ史上最もヘイトを集めた能力でした。
こんな感じで遊び心満載の楽しいゲームでした。人気は一定あったのですが、いかんせんバグが多く技術的な面で難を抱えるゲームでした。運営がケチって安い業者に開発委託したのが悪いんです。そこがマシだったらもう少し続いたんじゃないかなぁ。
最後に個人的にお気に入りだったカードを紹介して終わります。
特定の条件を満たすと変身できる能力。効果、BGM、イラスト全てが好きでした。
ドラゴン嫌いな男の子とかおる?
デカロボ嫌いな男の子とかおる???
おっぱい嫌いな男の子とかおる??????????
ちなみに初期案イラストは林檎の審査に引っ掛かり、おっぱいがナーフされました。もっとどでかかったです。ラストオリジンじゃねーんだから。ちなみに効果はクッソ強かったです。
先述のプリノウズの第2形態。先生に向かってなんだそのケツは。
なんだそのケツはあぁぁぁぁっぁぁぁああああ!!!
ケツ論:ウォーブレは尻!!!!!!!!!!!!!!!!!!!